歯生いの弥陀伝説

吉祥寺の本尊の阿弥陀如来は、俗称「歯生えの弥陀」といわれるが、別名「首なしの弥陀」とも言われています。
この阿弥陀如来は、当山建立の際、本尊として青森市の田名部常念寺から遷座したもので、その当時は珍しい名作にもかかわらず、首だけがなかった。
二代住職良真師のとき、時は春4月の暮れ始めに、一人のみすぼらしい虚無僧が行き疲れて、拒むも聞かずに是非にと一夜の宿を借りた。
たまたま本尊の「首なし弥陀」を見ると、「我に、そが首のみあり、されど、いま路銀乏しければ、二百文にて取り換えられたし」と願望があった。
良真師は大いに喜び、さっそく言うがままに二百文を与えたところ、翌未明、国道を南に行った虚無僧の姿を見守っていた良真師の目には、不思議にも、昨夜の二百文がそのまま山門の松にかけられ、虚無僧の姿は忽焉として幻のように消えるのを見た。

“吉祥寺”へのアクセス

名称三峰山吉祥寺
住所〒020-0016 岩手県盛岡市名須川町15-11
アクセス電車:上盛岡駅 → 【徒歩5分】 吉祥寺
バス: 盛岡駅 → 【バス12分】 北山 → 【徒歩3分】 吉祥寺
自動車: 盛岡南IC → 【車25分】 吉祥寺
駐車場あり