三ツ石と鬼の手形伝説

むかしこの地方に“羅刹(らせつ)”という鬼が住んでいて、付近の住民を悩まし旅人を脅していた。
そこで人々は三ツ石の神にお祈りをして、鬼を捕えてもらい境内にある巨大な三ツ石に縛りつけた。
鬼は「二度と悪事はしない」、また「二度とこの地方にはやってこない」ことを誓ったので、約束の証として三ツ石に手形を押させて逃がしてやり、それからこの手形の跡には苔が生えないといわれている。しかし長い年月がたっているので今ははっきりとしません。
この岩に手形を押したことが『岩手』の県名の起源だといわれる。また鬼が再び来ないことを誓ったことからこの地方を『不来方(こずかた)』と呼ぶようになったと伝えられている。
鬼の退散を喜んだ住民達は、幾日も幾日も踊り神さまに感謝のまごころを捧げた。
この踊りが名物【さんさ踊り】の起源だといわれている。
【さんさ踊り】の名まえは「さしあげ踊り」、つまりお供え物をして踊るというのが短くなったとか、三十三も踊りの種類があるので「さんさ」というのだとかいろいろの説がある。

“三ツ石神社”へのアクセス

名称三ツ石神社(Mitsuishi-jinja Shrine)
住所岩手県盛岡市名須川町2-1
(2-1 Nasukawacho,Morioka-shi, Iwate-ken)
アクセス電車:上盛岡駅 → 【徒歩10分】 三ツ石神社
バス: 盛岡駅 → 【バス10分】 大泉口 → 【徒歩5分】 三ツ石神社
自動車: 盛岡IC → 【車25分】 三ツ石神社
駐車場5台(無料)